認知症対応型共同生活介護事業所グループホーム福寿草（以下『事業所』という）は、要介護者であって認知症の状態にあるもの（当該認知症に伴って著しい精神症状を呈する者及び当該認知症に伴って著しい行動異常がある者並びにその者の認知症の原因となる疾患が急性の状態にある者を除く）について、共同生活住居（介護保険法第７条第１５項に規定する共同生活を営むべき住居をいう）において、過程的な環境の下で入浴、排泄、食事等の介護その他の日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者がその有する機能に応じ自立した日常生活を営む事ができるような介護サービスを提供するものとする。

1. 指定認知症対応型共同生活介護は、利用者の認知症の症状の進行を緩和し、安心して日常生活を送れる事ができるよう、利用者の心身の状況を踏まえ、妥当適切に行う。
2. 指定認知症共同生活介護は、利用者がそれぞれの役割をもって、家庭的な環境の下で日常生活が送れるよう配慮して行うものとする。
3. 指定認知症共同生活介護は、認知症対応共同生活介護計画に基づき、漫然かつ画一的なものとならないよう配慮して行うものとする。
4. 共同生活住居における管理者、計画作成担当者、介護従事者（以下『従業者』という）は、指定認知症対応共同生活介護にあたっては、懇切丁寧を旨とし、利用者またはその家族に対し、サービスの提供方法等について、理解しやすいように説明を行うものとする。
5. 指定認知症共同生活介護の提供にあたっては当該利用者または他の利用者等の生命または身体を保護する為緊急やむを得ない場合を除き、身体拘束その他利用者行動を制限する行為は行わない。
6. 事業所自ら、その提供する指定認知症共同生活介護の質の評価を行い、常にその改善を図るものとする。

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